2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
森美術館は毎回おもしろい、もしくは分かりにくテーマで企画展示をしていることが多いが、今回は宇宙だ。 正直、公式サイトの正面にあるスペースシャトルに釣られたと言わざるをえない。 www.mori.art.museum これ見てみたい、それだけだ。 感想としては、半…
5th RISC-V Workshop @ Google Mountain View のアジェンダが公開されました。 riscv.org 日時 : November 29-30, 2016 場所 : Google’s Quad campus (468 Ellis Street, Mountain View, CA 94043) Mountain Viewなんて行けないけど、イベント後には毎回資料…
いろいろとVagrantの環境を仕込んでいるが、今回はRISC-V向けのRocket-Chip向け環境をVagrantとChef-soloでビルドする。 github.com 参照しているのは単純に以下のRocket向けgithubに書いてあるビルド手順をChef-soloに落としただけだ。 github.com 問題は、…
前回はVagrant上のUbuntuにVivadoをインストールする途中だった。 何度か試行を繰替えしているが、どうにかなりそうだ。 msyksphinz.hatenablog.com msyksphinz.hatenablog.com Vivadoのインストールと、ZedBoard向けLinuxの立ち上げに必要なデザインの構築…
msyksphinz.hatenablog.com 前回で、Linuxをブートするためのローダのビルドは完了したので、今度はVagrant上のCUIだけでZedBoard用デザインのビルドに挑戦する。 参考にしたのは以下のサイトだ。 qiita.com あとはVivadoをCUIでインストールするのには、自…
これまで、Zynq ZedBoard向けにLinuxを作成する環境はいくつか構築してきたが、ちゃんとした自動化スクリプトを構築していなかった。 msyksphinz.hatenablog.com msyksphinz.hatenablog.com このさい、VagrantとChef-soloを利用して、ZedBoard向けのLinux環…
世の中ではPlaystation VRが発売されたらしいが、そんなものを買うお金は持っていない。 PlayStation VR PlayStation Camera同梱版出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント発売日: 2016/10/13メディア: Video Gameこの商品を含むブログ…
RISC-V BOOMプロセッサの試行をしていると、パイプライントレースの出力方法としてgem5というものを利用していた。 github.com gem5というのは何なんだろう?調査してみる。 The gem5 Simulator: A modular platform for computer-system architecture resea…
RISC-Vは、様々なグループ、団体がその実装を行っており、RISC-V Workshopではいくつかの実装の発表も行われている。 そこで、現時点で一般ユーザが入手可能なRISC-Vとしてはどのようなものがあるか、ここでまとめておきたい。 この記事は情報がアップデート…
(画像はriscv.org, freebsd.orgより拝借) RISC-V向けQEMUのビルドでハマったのでメモしておく。 基本的には以下のページを参照してビルドすれば良いのだが、いくつかハマる点がある。パッケージのインストールが必要なのと、環境変数の設定だ。 riscv - Free…
(画像は riscv.org より拝借) RISC-V BOOMについて、環境構築を行っている。例によってVagrant上にRISC-V BOOMのビルドを行うことのできる環境を作っておきたい。 前回のFreeBSD on RISC-Vの環境と同様に、Vagrant上の環境を作成したのでメモしておく。 msyk…
(画像はriscv.org, freebsd.orgより拝借) 前回、FreeBSD 11.0のRISC-V環境構築を試行したのだが、うまく行かなくて止まってしまっていた。 msyksphinz.hatenablog.com 結局RISC-Vのメーリングリストに質問して、うまく行く方法が分かった。Vagrantの環境を構…
ちょっと前の話になるが、MIPSプロセッサの開発を行っているImagination Technologiesが最新MIPSコアを発表した。 imgtec.com I6500というプロセッサで、"M","I","P","S"シリースでは中間にあたるコアになるのかな?特徴としては、以下のようなものが上げら…
RISC-Vについては様々な団体からISAを実装したプロセッサコアが登場していうが、そもそもRISC-Vを提唱した Berkeley が開発したRISC-Vプロセッサコアは、以下の2種類であるという理解でいる。 RocketCore BOOM (Berkeley Out-of-Order Machine) RocketCoreに…
(画像はriscv.org, freebsd.orgより拝借) msyksphinz.hatenablog.com FreeBSD 11.0でRISC-Vアーキテクチャがサポートされたとのことで、休日にビルド試行を行っていたのだが、どうもまだうまく行かない。 FreeBSDの仮想マシン上でRISC-Vのツールチェインをビ…
(画像はriscv.org, freebsd.orgより拝借) The FreeBSD Project FreeBSD 11.0-RELEASE Announcement FreeBSD 11.0がリリースされた。アーキテクチャのサポートとして、ARM64およびRISC-Vのサポートが追加されたらしい。 FreeBSDは、昔から積極的にRISC-Vをサ…
たまには「FPGA開発日記」らしくFPGA関連の話題を。 Vivado 2016.3がリリースされた。主な変更内容としては、 Vivado Design Suite User Guide Release Notes, Installation, and Licensing https://www.xilinx.com/support/documentation/sw_manuals/xilinx…
L1キャッシュは、具体的にはどのようにして制御をしたらいいのだろう? まずはサンプル回路を使って、制御シーケンスを調査してみよう。 対象とするのは、パタヘネで解説してあるL1キャッシュのシーケンサだ。 コンピュータの構成と設計 第5版 上作者: ジョ…
Vagrantには、仮想マシンを構築する際にプロビジョニングという、仮想マシン上のOSに対してさまざまな処理を実行することができる。 このプロビジョニングの機能を使って、例えば仮想マシン上のOSにソフトウェアをあらかじめインストールしたり、環境を構築…
CPUにシンプルなL1キャッシュを実装する。単純なダイレクトマッピングで、最初はレイテンシについてもあまり考えない。 ヒットミス判定が正しく行え、正しくデータをパイプラインに流すことができることを至上命題としよう。 まず、いろいろ調査していると、…
AXI4-DMAの試行をしているが、どうもうまくいかない。Vivado-HLSのリファレンスデザインを試行してみることにした。 試行するのは、xapp1170のリファレンスデザインだ。どうやらVivado 2015.2 での実装で確認されているらしい。そこでVivado 2015.2をインス…
Parallelaからリリースされた1024コアのプロセッサについて。 上記画像はAdaptevaのブログより引用。https://www.parallella.org/2016/10/05/epiphany-v-a-1024-core-64-bit-risc-processor/ Epiphany-V: A 1024-core 64-bit RISC processor | Parallella 10…
AXI4-DMAを試行している。Vivado-HLSでカスタムIPを作成し、Vivado-HLSのコアをAXI4-Streamで接続し、SDKから制御できるようになりたい。 前回、VivadoにカスタムIPをインプリメントし、デザインを生成した。次にSDKを使って制御してみる。 msyksphinz.haten…
前回に、Vivado-HLSで作成した浮動小数点行列積回路をAXI4-Streamに対応させた。今度はVivado側で、作成したIPをDMAに接続して、デザインを作成してみよう。 msyksphinz.hatenablog.com msyksphinz.hatenablog.com msyksphinz.hatenablog.com 参考にしたのは…
前回行列乗算回路を最適化することで、ソフトウェアと比較して大幅に性能を向上させることに成功した。 msyksphinz.hatenablog.com msyksphinz.hatenablog.com その時に参照していたのが以下の資料だが、そこにはAXI4-DMAを使ったときの方法が書いてある。 h…
Vivado-HLSで行列積演算回路を作成したが、この性能はあまり良いものでは無かった。 msyksphinz.hatenablog.com その後いろいろ調査を行った結果、以下の資料を発見した。 以下の資料は、その名の通り浮動小数点行列積をVivado-HLSで実装したときの最適化ガ…
Vivado-HLSで行列積の回路を設計した場合と、普通にARM Cortex-A9上で動作する行列積のプログラムでどれくらいの速度差になるのか調査してみることにした。 今回使用するのは48×48の行列データで、ころ2つのデータの行列積を計算するものとする。 for (j = 0…
(画像はriscv.org, freebsd.orgより拝借) FreeBSD on RISC-Vの開発が進んでいるという話を以前紹介した。 msyksphinz.hatenablog.com これ、ちゃんとシミュレータや実機で動作させることができるらしい。そうと分かれば、自分でビルドして使ってみたい。 ris…
なんかツールのインストールだけで殆ど使いこなせていないのだが、TensorFlowの次にBash on WindowsにChainerをインストールしてみた。 といっても、インストール自体はpipで一発で実行可能だ。 masayuki@FIXEDESK:~$ pip install chainer Collecting chaine…
以前、Bash on Windowsのβ版でTensorFlowを動作させるテストをした。 このときはうまく動作しなかったのだが、Bash on Windowsが実リリースされた今、インストールは出来るようになっているだろうか? msyksphinz.hatenablog.com Bash on Windowsのインスト…