前に日記に書いた、RISC-Vの名前を含むHotChipsの発表について、mynaviニュースのHisa Andoが記事を起こしていたので、読んでみた。 内容としては、淡々と発表内容を説明している感じだ。
内容を読めば分かるとおり、この発表はRISC-Vについての発表ではない。RISC-Vをお膳立てにした、DC-DCコンバータの発表だ。 それでも、実チップとして900MHz程度で動作するRISC-VのチップがRocketで作られているというのは大したもんだ。 5ステージで動作するCPUで、64ビットとだけ解説があるが、実際にこのアーキテクチャが恐しいところは、これらの実装がChiselによりRTLの自動生成により実現されていることだろう。
Chisel, lets designers do more things with less efforts
RISC-Vの本質はここにあると思ったが、いったいこのプロジェクトはどこに向かうつもりなのか。