2. 背景と動機 (続き)
- ベクトルISAの利点
- 命令帯域幅の削減
- N個の演算が独立しているゆえのシンプルさ
- レーンとしてそれぞれをの要素を扱うことができる
- レジスタオペランド毎の依存チェックに縮退できる。
- メモリアクセス
- ユニットストライド:ブロック転送による大幅なバンド幅拡張
ベクトル加算命令を2種類のVector Functional Unitで実行した場合の比較
- 演算器を増強することによって、性能を線形に向上できる。
- 並列パイプラインの集合で同時に処理される要素の集合を「Element Group」と呼ぶことにする。
アプリケーション調査
- これまではスパコンばかりだったので、ベクトル化を意識したコードを書くインセンティブがほとんどなかった
- データベース:ソート・ハッシュ結合演算子
- ニューラルネットワーク
- ソフトウェアの労力
- スカラプログロムの性能について
- スカラー対ベクトルの性能トレードオフ
- R10000だと大面積を大幅に増やしてもスカラ性能を多派に向上させることはできない
- ベクトルだと、シンプルな実装で性能を向上させることができる