- 作者: 藤田昭人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: 単行本
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私は活字を読むのがとても苦手なので、小説とか伝記とか、長い文章を読むのが苦手だ。 同じ行をぐるぐる回ったり、数行飛ばしていたり。 本書のUnix考古学も、悪い意味ではないが似たような感じで、私にとってはとても読みにくいものだった(あくまで個人の感想)。 まあ、読みにくいというのは私にとっていつもの事であって、技術書でないと本腰を入れて読む気にならないというのはある。作者の方、ごめんなさい。
ただ、Unixというコンピュータの中でも最も歴史のあるシステムについて、ざっくりとで良いので歴史を感じることができる本だと思う。 本の詳細は殆ど覚えていない(読むのが大変だった...)が、Unixというものが多くの人によって開発され、多くの派生システムが開発され、時にはビジネスの波にもまれながら、ここまで成長してきたシステムなんだな、ということは分かった。
今使っているコマンドが、実は数十年前に開発されたプログラムだって分かると、ちょっとドキドキするよね。