FPGA開発日記

カテゴリ別記事インデックス https://msyksphinz.github.io/github_pages , English Version https://fpgadevdiary.hatenadiary.com/

Arm DesignStart Cortex-M1を試す(1. リファレンスデザインを試す)

RISC-V対抗か何かわからないけれども、ArmがXilinxFPGA向けにCortex-Mシリーズの一部を無償化した。

対象となっているのはXilinxFPGAボードであるArty-A7かArty-S7のどちらか。A7を持っているのでダウンロードして試してみることにした。

内容を確認しているのだが、コアはIPとして提供されており、CPUコアの周りに周辺回路を接続してSoCを構成することもできる。 そのためのSoCデザインのVerilogファイルや、シミュレーションのための資料も入っていた。これらはこれから確認する。

まずはリファレンスデザインをダウンロードして実行してみよう。 Cortex-M1 DesignStart FPGA Xilinx Editionのファイルをダウンロードして解凍し、Vivado 2018.2を使用して焼きこんでみる。

f:id:msyksphinz:20181011004237p:plain

書き込みが完了すると、シリアルポートを開いて115200で接続する。 すると以下のメッセージが現れた。

f:id:msyksphinz:20181011004142p:plain

どうやら成功のようだ。