2014年8月に、MIPSのアーキテクチャr6がリリースされていますね。あまり内容は読んでいないのですが、 かなり大胆な仕様「削減」を行っているようですね (Imagination Technology の英語サイトに最新のアーキテクチャ仕様書が置いてあります)
MIPS32 Architecture - Imagination Technologies
- 使用頻度の低い命令の「削除」
- 3オペランド命令の「削除」(ハードウェアの簡単化のため)
- Likely系分岐命令の「削除」 (ハードウェアの簡単化のため)
- 遅延スロットの無い分岐命令の強化
- トラップ系命令の削除
- PC相対命令の新設
- HI/LOレジスタ「削除」、これに共なう乗算、除算命令におけるGPRをターゲットとした命令の新設
- アンアラインメモリアクセス命令の「削除」
- FPUロードストアについてのインデックス付き命令の「削除」
かなり大胆な機能変更ですね!しかしMIPSくらい歴史の長いアーキテクチャは、新しいものに対応していくためにはこれくらいの大胆さが必要なのかもしれませんね。