記事カテゴリトップ:AMBA CHIプロトコルについての勉強 - FPGA開発日記
AMBA CHIについて今更勉強している。
チャネルについて
RN-Fからは、TXインタフェースとRXインタフェースが存在している。TXチャネルはRN-Fノードからの発信用。RXチャネルはRN-Fノードへの受信用。
TXインタフェース
RN-Fノードからの発信用のインタフェース。TXインタフェースは以下のチャネルから構成されている。
- REQチャネル:RN-Fからのリクエスト送信用のチャネル。Read Request や Write Requestなどのリクエストが送信される。
- RSPチャネル:RN-Fがレスポンス応答をするためのチャネル。RN-F外部からのリクエストに応答するためのチャネルと考えて良い。
- DATチャネル:RN-Fからデータを送信するためのチャネル。REQチャネルからWrite Requestを送信するときに、実際のデータを送信するために使用するものと思われる。
RXインタフェース
RN-Fノードの受信用のインタフェース。RXインタフェースは以下のチャネルから構成されている。
- RSPチャネル:RN-Fがレスポンスを受け取るためのチャネル。REQチャネルから送信されたRead Requestの結果はこのチャネルを経由して戻されるものと思われる。
- DATチャネル:RN-Fがレスポンスを受け取るためのチャネル。REQチャネルから送信されたRead Requestの結果のデータなどはこのチャネルを経由して戻されるものと思われる。
- SNPチャネル:RN-Fに対するスヌープリクエストを受け取るためのチャネルだと思われる。
RN-Fのポート構成
読み込みリクエストの場合
- TXチャネルを使ってRead Requestが送出される。
- TXチャネルのリクエストがスレーブに処理されると、クレジットが戻される?
それぞれのチャネルのFlitの構成について
各チャネルにはFILTPEND / FLITV / FLIT / CRDVなる信号が定義されているが、それぞれの意味は以下の通りである。
- FLITPEND: 次のサイクルから有効なFLITVが送信されることを示す。クロックゲーティング用に使用される?
- Request Flit Pending. Early indication that a request flit could be transmitted in the following cycle.
- FLITV: フリットが有効であることを示す。
- FLIT: フリット本体
- CRDV: クレジットが返却されるときに有効化される。