FPGA開発日記

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パタヘネのARM Editionを購入

Computer Organization and Design(パタヘネ)といえは、有名なコンピュータアーキテクチャの入門書籍だが、基本的に命令セットがMIPSをベースにして説明されている。 しかし、今回MIPSではなく、ARMを前提としたパタヘネが出ていたので早速購入してみた。いったいどこが違っているのだろう。

Computer Organization and Design: The Hardware Software Interface: ARM Edition (The Morgan Kaufmann Series in Computer Architecture and Design)

Computer Organization and Design: The Hardware Software Interface: ARM Edition (The Morgan Kaufmann Series in Computer Architecture and Design)

ペーパーバックなのに例によって非常に分厚いのだが、まず第一の感想は、「内容的にはMIPS版とほとんど変わらない」ということだ。 それはそうだ。MIPSだろうがARMだろうが、コンピュータアーキテクチャの基礎は一緒だし、命令を置き換えた程度しか、入門書では説明は必要ないだろう。 というわけで、内容的には特に目新しいところはない。

ARMがベースになっているとのことだが、実際にはLEG(Lessen Extrinsic Garrulity)というARMのサブセットのような命令セットを使っている。 まあ、別にMIPSでも同じようなものだし、特に違いはない。

なかなか皮肉な例として、ARM以外の例を出すためにMIPSアーキテクチャについて述べられていたり、MIPSとARMの立場が逆転していて面白い。

せっかく買ったのだが、あまり内容を読み込むことなく終わってしまいそうで心配だなあ。

https://pbs.twimg.com/media/Cf2RRibUAAAcuYj.jpg