/* 以下の回答は,個人的に解いたものであって,正解である保証はありません.解答の正しさについてはまったく保証しませんし,まったく責任を負いません */
次の表はAMD Barcelona上でSPEC 2006ベンチマークを走らせたときの結果である.
Name | Intr.count | Execution time(second) | Reference time(seconds) | |
---|---|---|---|---|
a. | perl | 2118 | 500 | 9770 |
b. | mcf | 336 | 1200 | 9120 |
1.12.1 クロックサイクルが0.333nsのときのCPIを求めよ.
クロックサイクル,実行時間,命令数の関係は次のようになる.
よって,
- perl :
- mcf :
1.12.2 SPECratioを求めよ.
- perl :
- mcf :
1.12.3 ジオメトリック平均値を求めよ.
次の表はさらに別のベンチマークの結果である.
Name | CPI | Clock rate | SPECratio | |
---|---|---|---|---|
a. | sjeng | 0.96 | 4GHz | 14.5 |
b. | omnetpp | 2.94 | 4GHz | 9.1 |
1.12.4 CPIが変化せずに命令数が10%増加したときのCPU時間を求めよ.
sjengのReference timeが12,100,omnetppのreference timeが6,250であるため,Execution timeはそれぞれ834.5, 684.8である.
10%命令数が増加すると,単純に考えて実行時間が10%増加するので,sjengは917.9,omnetppは755.5である.
1.12.5 命令数が10%増加してCPIが5%増加したときの実行時間を求めよ.
単純に考えて,CPIが増加すると実行時間も増加するので,
- sjeng :
- mcf :
1.12.6 1.12.5の時のSPECratioを求めよ.
単純に命令数増加,CPI増加なので,SPECratioも同様にだけ減少する.