AXI5/AXI4のそれぞれのバリエーションについてまとめてみる。
AXI5
もっとも汎用的なパラメータを持つもの。
AXI5-Lite
AXI5のサブセットに当たり、すべてのトランザクションが単一のビートで転送される。レジスターベースのコンポーネントや、バースとデータ転送などの高度な機能を使用しないメモリに使用される。
ACE5
ACEをさらに拡張したもの。
ACE5-Lite
ACEプロトコルのLite版であるACE-Liteのさらに拡張版という位置づけ。
ACE5-LiteDVM
DVMというのはDistributed Virtual Memory Trasactionsのこと。仮想メモリシステムをサポートするためのトランザクションを示す。
そして、ACE5-LiteDVMは、ACE5-Liteプロトコルを拡張し、IOコヒーレントのためのコンポーネントとしてSMMU(System Memory Management Unit)の機能をサポートする。
ACE5-LiteACP
ACE5-LiteにACP(Accelerator Coherency Port)機能を追加した拡張版で、蜜結合しているアクセラレータに対するアクセスに最適化されている。インタフェースはコヒーレント・キャッシュ・ラインアクセスに最適化されている。
AXI4
AXI4シリーズの中では最も基本的なもの。さらに旧バージョンにAXI3がある。
AXI4-Lite
AXI4の簡易版で、バースト長を1に限定させ、データバス幅を32-bitもしくは64-bitに固定する。すべてのアクセスはModifyやBufferingが不可能で、Exclusiveアクセスはサポートされない。
ACE
コヒーレンスをサポートするキャッシュ・プロトコル。ACE5の旧バージョン。
ACE-Lite
ハードウェア・コヒーレントキャッシュを持たないマネージャに対して利用されるが、マネージャは以下の条件を満たす必要がある:
- 発行されたトランザクションが他のマネージャーのハードウェア・コヒーレント・キャッシュに保持される可能性があるかどうかを指示する。
- Barrierトランザクションを発行する。
- ブロードキャスト・キャッシュ・メンテナンスoperationを発行する。
ちょっと、それぞれのチャネルにおいて、各バリエーションでどのような構成になっているのか纏めたい。