自作CPUのキャッシュについて,VIPTを導入して実装を開始した.
結局,LSUはもう1ステージ増やすことにした.以下のようなパイプラインになっている. ポイントとしては,ハザードの検出をEX2で行って,その結果に基づくアップデートをEX3で行っている. 最終的な値の書き込みはEX4で行っている. EX2でEarly Wakeupを行い,EX3でMispredictionに基づく結果を出力している.EX4で実際の書き込みが発生している.
これにより,ハザード検出のためのクリティカルパスは削減された. ただし今度はまたTLB周りでクリティカルパスが発生している.