今年の5月に発売された新刊。Google検索しているとたまたま引っかかってちょっと調べたかった情報が載っていたので買ってみた。日本でも発注可能。 サブタイトルの「Lear x86, ARM, and RISC-V architectures and the design of smartphones, PCs, and cloud serves」と言うことでx86とARMとRISC-Vについてすべて網羅してくれるのか!と思って購入してみた。
で、最初の方からパラパラとめくってみると思いのほかx86、ARMの項目が少ない気がする。それぞれ1章分くらいかけて解説してあるが、この手の本を買いたい人はそれぞれのアーキテクチャの項目について知りたいわけじゃなくて、それぞれの一長一短を知りたいので3種類のアーキテクチャを3つの章に分けて紹介されても困る。事実を淡々と並べられても、リファレンスマニュアルじゃあるまいし。 おまけにRISC-Vの章の最後にはChiselまで出てくるし。何がしたいんだこの本。
何といっても最強に読みにくいのは、ソースコードの部分が網掛けになっているのはいいとして、網掛けが行毎にぶった切られている点。読みにくいってレベルじゃない。なんでこのまま出版したんだ。
とりあえず気になるところから読んでいこうと思うが、もうこの時点で読む気がかなり無くなってきている。x86とARMはあまり知識が無いので、リファレンスとして読むことにしようかな。あと仮想化とかも。