前回の続き。前回はMIPS用に開発環境を構築したが、今回はx86用に開発環境を構築しよう。
いろいろと試行していたが、結局ライブラリ類はどのように用意すればよいのかわからなくて試行錯誤していたのだが、検索していると良いものを見つけた。どうやら依存関係のあるパッケージを、GCC自体がダウンロード指定くれるようなのだ。
./contrib/download_prerequisites について
これ、知らなかった。依存関係のある、必要なパッケージをこれでダウンロードしてくれる。
あとは、普通にconfigure, make, make install すれば良い。
インストールスクリプトをchefに記述する
といっても、これまでのスクリプトをちょっと改造するだけだ。
execute "download depends package" do cwd "#{gcc_dir}" command "./contrib/download_prerequisites" action :run end directory "#{gcc_build_dir}" do owner 'root' group 'root' mode '0755' action :create end execute "configure gcc" do cwd "#{gcc_build_dir}" command "../configure --enable-languages=c,c++ --prefix=/usr/local --disable-bootstrap --disable-multilib" action :run end
出来た。
GCC-6.1 でISSをビルドする
特に問題なくビルドできたが、Warningの時の色が随分とカラフルだ。。