FPGA開発日記

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BOOMの論理合成結果と自作CPUの論理合成結果比較 (4. STQの面積の解析)

BOOMと自作CPUの合成結果を比較して、ボトルネックになっている部分を調査したい。まずは面積から。

STQのサイズを減らすと、LSUパイプラインの関係上LDQ側も調整しないといけなくなった。 全体的なSTQ/LDQのエントリの情報を調整して、LSUのパイプラインを再調整する。

結果的に、もう少し小さくなったが、大きな削減には至っていない。

BOOMv3のデザインを見ていると、STQ自体にステートマシンが存在していない。 やはり、AGUとSTQを分離して、STQはアドレス計算をせずにメモリのリオーダリングチェックのみを行うようにすべきなのか。

STQのエントリにも改善の余地ありだ。現在は仮想アドレスと物理アドレスを別のフィールドで管理しているが、これはマージできる。