はじめてのOSコードリーディング ~UNIX V6で学ぶカーネルのしくみ (Software Design plus)
- 作者: 青柳隆宏
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ふと思いたって、上記をひととおり読んでみようという気になり、ノートにメモ(まとめ)を取っていきながら読み進んでいった。 途中から複雑になってまだ頭の中が整理され切れていないけど、とりあえず読了。
うーん、プロセスの切り替えの仕組みとか大雑把なところは分かったのだけれども、まだ「ソースコードを読むことによる深い理解」まで行っていない。 ソースコードに注力し過ぎて、まだ「点と点」が結ばれていない感じ。
各システムコールについてソースコードは詳細に解説されているのだけれども、例えばプロセスが切り替わる、いろんな動作が発生することにより、何が起きるのかをうまくフローとして説明できない。 (本書をしっかり読み込めば、分かるのかもしれないが、一回読んだだけでは到底無理)
そのあたりを意識しながら2回目に進むか、実際にソースコードを見ながらリファレンスとして使いながら復習しないと頭の中で収束しないな、こりゃ。
UNIX v6もいいけど、ググってみたらいろいろあるのね。
こちらはMITの教育用にUNIX v6が移植されたOS。テキストもあるし一読する価値はあるかもなあ。