FPGA開発日記

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FPGAマガジン No.18「RISC-Vづくり」を入手

FPGAマガジンNo.18はRISC-V特集「RISC-Vづくり」ということで、早速入手した。ちなみに、私は本文は何も寄稿してません。

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雑誌の上においてあるHiFive1ボード2枚、うち1枚は私のだが壊してしまった。

最初は中森章さんのRISC-Vそのものについての解説。仕様の特徴からRISC-Vがなぜ注目を浴びているのかについての背景まで開設されている。

というところは同意。もう一つ、RISC-Vが脚光を浴びた、という一つの要因に、ARMがソフトバンクに買われたという事実があげられる。ARMがソフトバンクに買われた際に、私のブログのアクセス数も急上昇した。

つまり、

  • 別にARMが安泰ならARMで良いのである(ASIC作っている人は少ないし、ASIC作っている人はARMも買えるお金持ち)。
  • でも、ARMがダメならなるべく楽なやつが良いよね。MIPSとか誰が使ってんのか分かんないし、OpenRISCに戻りたくないし。

で、FPGAマガジン特別設計のRISC-VのVerilog実装は、5段パイプラインと言いつつシーケンシャル実行。これは時間が足らなかったのかな。 CSRレジスタも実装してあるし、割り込みも実装してある。RISC-Vの仕様を身をもって理解したい人はいいんじゃないかしら。

ただし、これ、誰向けに書かれた内容かというとなんだか良く分からない。CPUを作る人向け、っていうのはニッチだし、使う側の人にとってはVerilogの実装とかどうでも良い。

CPUインプリする人だったらRocketChipとか使った方が機能多いし、性能良い。使う人にとって参考になるのはRISC-Vの仕様の解説くらいかしら。

といってもなかなか珍しいRISC-Vの実装なので、「CPUに興味があるけどどうやって作ればよいのか分からない」という方は是非読んでみることをお勧めする。

ついでに宣伝だけど、Vengeneerさんのご厚意で、今年10月のDesign Solution ForumにてRISC-Vトラックの一つとして発表することになり、その宣伝文を掲載させて頂いた。

“オープンアーキテクチャの時代がやってきた!RISC-Vを取り囲む世界のご紹介”

これまで、ソフトウェアの世界だけの話であったオープンソースという概念は、ついにハードウェアの世界にまで広がろうとしています。RISC-Vはこれまでこれまでに限られた会社によって開発されていたマイクロプロセッサアーキテ> クチャを、誰でも触れる、仕様や実装について議論できる、広くオープンなものにしました。 この新しいオープンアーキテクチャのプロセッサについて、「FPGA開発日記(http://msyksphinz.hatenablog.com) 」というブログにまとめる活動をしています。 この新しいアーキテクチャについて、その特徴やこれを取り囲むエコシステム、またRISC-V自作プロセッサの開発実績についてまで、幅広くご紹介する予定です。

あー恥ずかし。まだ内容ほとんど出来てないんだけど、何しゃべるのかしら。