ZedBoardはずっと持っていたのだが、Linuxを単体で立ち上げたりなど、これまであまりPL側の回路を活用することが無かった。 ところが最近、PL側の回路設計も行う機会が増えたため、勉強のためにも、Zynq ZedBoardとVivadoを使って、どのようにPS+PLの協調設計を行っていけば良いか、その手法を確立しておこうと思う。
- 使用ツール : Vivado 2016.2
- 使用OS : Windows 10
ここで作るのは、PL側に小さなBlock RAMを配置し、そこにPS側からアクセスすることで保存や参照のできる、いわゆるスクラッチパッドメモリのようなものを実現したい。
参考にしたのは、以下のQiitaの記事だ。というか、ほぼ内容に関してはマルパクリしてしまっている。。。
Vivado 2016.2を立ち上げてプロジェクト作成
まずはVivado 2016.2を立ち上げた状態から開始。
[Create New Project]で、プロジェクト名と場所を設定する。
[Project Type]は[RTL Project]を選択した。
各種設定はとりあえず行わず、新しいRTLファイルなども追加しない。
[Default Part]にて、[ZedBoard Zynq Evaluation and Development Kit]を選択した。
プロジェクトの生成は完了となる。
Zynq ZedBoardの構成にするため、[Add IP]から[ZYNQ7 Processing System]を選択する。
追加されたZYNQのIPをダブルクリックすることで、設定画面を呼び出せる。
[Presets]から[ZedBoard]を選択することで、ZedBoardのデフォルト構成に変更できる。
[OK]を押すと、ZedBoardの構成に変更されているのが分かる。
次回
新しいIPを追加して、Zynqに接続する。
参考文献
以下を参考にさせて頂いた。というかほぼパクってしまった。ありがたい。