自作RISC-V CPUコアの方は、いくつかの実装の変更を行って性能がかなり伸びるようになった。
- GShareの実装
- LDQ/STQのスケジューリングの調整
- フラッシュ信号の最適化
- Dhrystoneのコンパイルオプション最適化
いろいろ頑張った結果、StandardコンフィグレーションでIPC=1.23だったが、IPC=2.0近くまで向上した。かなり良くなったな。
Configuration | IPC (前回) | IPC (今回) |
---|---|---|
tiny | 0.56 | 0.70 |
small | 0.84 | 1.30 |
standard | 0.92 | 2.00 |
big | 0.92 | - |
Standardコンフィグレーションにおける、1000サイクル毎のIPCを計測している。IPCは最高で2を超えてきた。かなりいいと思う。