経済産業省がまとめた「半導体・デジタル産業戦略」の資料が公開されていたので読んでみた。いわゆる「半導体の国家戦略」と元となる資料で、どういう施策を計画しているのか興味があるので読んでみることにした。
資料は4種類用意されているが、読んだのは一番最初の「半導体・デジタル産業戦略(PDF形式:814KB)」と最後の「半導体戦略(PDF形式:8,652KB)」の2種類だ。 戦略どうのこうのは私は良く分からないが、半導体を概略した資料としてはとても読みやすく分かりやすいと感じた。
戦略としては以下の4つに分けられるようだ。
これはTSMCを誘致するとかいう話だと思う。海外ファウンドリと、産総研で共同開発して前工程と後工程を開発するという話か。
たしか東大とTSMCがアライアンスを組んでいたようだけど、これはどうなったのだろう?
- 国内対策② デジタル投資の加速と先端ロジック半導体の設計・開発強化
これはロジック半導体の設計の話。かなり具体的な企業名も出ている様子。ポスト5G、アプリケーションシステム基盤半導体、AIチップで分けられている。 そんでもって面子を見るにNEDOプロジェクトを持っている人たちがそのまま継続という感じか。これは、目新しさは感じられない。 参考資料を見ても、既存の取り組みの紹介が多いので、今ある組合を継続して取り組む、という感じかな。
これはデバイスっぽい話に見えるな。パワー半導体とか、光デバイスの話が中心っぽい。専門外なので良く分からない。
最後は全体的な施策。人材を育てて技術開発を促進。