スーパコンピュータ富岳のプロセッサA64FXに関するマイクロアーキテクチャが公開されている。こういう情報はあまり出てくることが無いので、とてもありがたい。
せっかくなのでまとめていく。最初は勉強のためにPowerPointにまとめていたのだが、資料を切り貼りしながらブログに乗せていくことにした。
- リザベーションステーション
- デコードされた命令はリザベーションステーション(RS)にディスパッチされる。
- uOPのディスパッチはアウトオブオーダで行われる。
- 命令ディスパッチの制約
- 命令のディスパッチでは、RSから発行できる命令の種類に制限がある。
- 命令依存関係の検出
- A64FXではデコードステージでオペランドの依存関係を検出する。依存関係を検出すると、それらの命令はDependence Groupとして取り扱われる。
- 命令のディスパッチ条件
- どの実行ユニットへ発行されるかは、以下の条件で決定される。