RISC-Vの入門書といえば、RISC-V Readerなど基本的に英語のものが日本語に翻訳されるという形式が多いが、中国語版の良さそうなものがあったので無理やり買ってみた。
2冊セットで、結構分厚い。漢字ばっかりで、眩暈がしてくるぞ。。。
とりあえず、スマホの翻訳アプリで目次から眺めている。
- 1冊目 : 「RISC-V架构与 嵌入式开发快速入门」。日本語で「RISC-Vアーキテクチャと組み込み開発クイックスタート入門」
- 2冊目 : 「手把手教你设计 RISC-V处理器」。日本語で「RISC-Vプロセッサの設計方法」
目次と中身をざっくりとしか眺めていないが、日本語でもこのレベルでRISC-Vの仕様から実装までまとめた本は存在しないのでは?と思うくらいに内容はしっかりしている。
1冊目の方はRISC-Vの仕様から始まり、SoCの構成と組み込み向けの開発方法、アセンブリの紹介などがメインである。
2冊目の方はRISC-VのCPU設計らしく、Verilogが登場する。HummingBirdという著者の独自の設計に基づいて解説をしているが、これがまたAtomic命令などもちゃんと設計してあり、品質は良さそうである。勉強には良いかもしれない。
あと、紙質は意外と良くない。日本語化したいけど、とりあえず全く読み進められる気がしないので、少しずつ読んでいく。。。