FPGA開発日記

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SiFive社のRISC-Vボード HiFive Unleashedを使ってみる (1. ボードのセットアップとBuildroot Linuxの起動)

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HiFive Unleashed 評価ボード

RISC-Vの評価ボードは、数は少ないですが様々なものがリリースされている。 中でも、RISC-VプロセッサのIP開発を手掛けるSiFive社は、個人でも購入できるRISC-V評価ボードを提供している。

2018年の2月にCrowd Supplyというクラウドファンディングで発表された"HiFive Unleashed"という評価ボードは、本格的なマルチコアのRISC-Vボードとしてかなり注目だ。

基本的な仕様は、以下の通りになっている。

ボード全体の構成としては、

  • SiFive U540 SoC (U540の正式な仕様書はまだ存在していない。 U500の仕様書はこちらから入手できる)
  • ECC付き 8GB DDR4-SDRAM
  • ギガビット Ethernet ポート
  • 32MB Quad SPI フラッシュメモリ
  • MicroSDカードストレージ
  • アドインカード接続用のFMCコネクタ

と、かなり本格的だ。実際 Linuxもブートすることができ、様々なベンチマークプログラムを動かしたり、はてはデスクトップPCとして使う事例もある、非常に面白い、将来性のあるボードとなっている。

HiFive Unleashedを立ち上げてLinuxをブートさせるまで

HiFive UnleashdにはマイクロSDカードが付属しており、デフォルトでBuildrootのLinuxが立ち上がる。 HiFive UnleashdをWindows PCにUSBで接続し、USB経由でシリアルコンソールを立ち上げた。 Tera Termで接続し、ボーレートは115200bpsで接続する。 電源を入れると、SiFiveのロゴが表示され、Linuxがブートする。

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f:id:msyksphinz:20190419224258p:plain ユーザ名`root`、パスワード`sifive`でログインできる。

/proc/cpuinfoでCPUの情報を確認する。

# cat /proc/cpuinfo
hart    : 1
isa     : rv64imafdc
mmu     : sv39
uarch   : sifive,rocket0

hart    : 2
isa     : rv64imafdc
mmu     : sv39
uarch   : sifive,rocket0

hart    : 3
isa     : rv64imafdc
mmu     : sv39
uarch   : sifive,rocket0

hart    : 4
isa     : rv64imafdc
mmu     : sv39
uarch   : sifive,rocket0

本当にRISC-Vだ。少し感動。