11月28日から11月30日までミルピタス州のWestern Digital社で開催されていた7th RISC-V Workshopのアジェンダおよび発表資料が、riscv.orgに公開されています。
今回は発表量が非常に多く、分刻みのスケジュールとなっており内容も盛りだくさん。
研究開発の面が強かったRISC-V Workshopも、いよいよインダストリ向けに各社がコアを提供し始めているという雰囲気だ。
ニュースリリース的には、Dave Ditzel氏が発表した4KコアのRISC-Vメニーコアが目立っているが、RISC-Vの実装で先行しているのは
- SiFive (https://content.riscv.org/wp-content/uploads/2017/12/Tue1224-SiFive_Freedom_U500-Kang.pdf)
- Andes Technologies (https://content.riscv.org/wp-content/uploads/2017/12/Tue1200-Andes_extended_features-Chang.pdf)
- Codasip (https://content.riscv.org/wp-content/uploads/2017/12/Tue1212-Customization_of_a_RISC_V_Processor_Zachariasova.pdf)
だろう。このあたりが先行して実チップを出していくことになる。
また、RISC-V仕様についてもいくつかのアップデートとProposalが行われている。
- Hypervisor Extension (https://content.riscv.org/wp-content/uploads/2017/12/Tue0942-riscv-hypervisor-waterman.pdf)
- Vector Extension (https://content.riscv.org/wp-content/uploads/2017/12/Wed-1330-RISCVRogerEspasaVEXT-v4.pdf)
- Security (https://content.riscv.org/wp-content/uploads/2017/12/Wed-1354-RISCV-CryptoExtensions-RichardNewell.pdf)
などが要チェックだ。
8th RISC-V workshop はスペインで開催
そして第8回のRISC-V Workshopは スペインのバルセロナ・スーパーコンピューティング・センターでの開催とアナウンスされた。 - 2018年05月07日 ~ 2018年05月10日
7thが非常に盛り上がったので、8thもどうなるか楽しみだ