FPGA開発日記

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"RISC-Vについて"ページを更新、およびソフトバンクARM買収によるRISC-Vの立場について僕の(個人的な)意見

今日はすごいアクセス数が来ると思ったら、ソフトバンクのARM買収により代替手法としてのRISC-Vについていくつかのツイートで言及されたためか、RISC-V関連のアクセスが急上昇したため、コメントも含めて"RISC-Vについて"のページを更新しておいた。

msyksphinz.hatenablog.com

現在の僕の考え方としては、RISC-VはARMの代替手段としては、まだ成熟していないのでは無いかと考えている。基本的な算術演算が出来ればアーキテクチャに大した違いはない、というのは大間違いで(あくまで僕の意見)、それぞれの時代に即した命令を追加していくことでアーキテクチャは進化している。 「この命令セットでは、計算は出来るけど性能は全然出ないよ」というのでは、アーキテクチャとしては使いものになっても最終製品としては全然使いものにならない、ってことだってある。

Extensionという形で、RISC-Vは拡張できる能力を持っているが、そこでARMを諦めた半導体企業がRISC-V独自の命令セットを追加して、独自のCPUアーキテクチャとして育てていくというのはやはり非現実的かなあ。

世の中の製品が成長するためには「エコシステム」というものが不可欠で「何をしてもいいよ!」というアーキテクチャより「俺様が定義してやったからこれに従え!」というアーキテクチャの方が確実に普及するんだよね。悲しいかな。