いろいろ調べたが、以下をしっかり読み直すと参考になる。
MIPSプロセッサ入門―アーキテクチャの解説から評価ボードを使った組み込みプログラミング事例まで (TECH I Processor)
- 作者: インターフェース編集部
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
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- 殆どの組み込みMIPSボードでは、ROMモニタを使ってイメージのロードを行っている。
- MIPS TechnologiesのROMモニタとしてはYAMONがある。本書ではYAMONの解説も扱っている。
- まずはリセットが入ると、リセット割り込みにより0xbfc0_0000にジャンプするが、そこにYAMONのリセットハンドラが入っており、そこからROMモニタを起動、そしてブートローダへと入っていく。
ので、移植方針としては、
- x86のメモリマップから大幅に書き換える。x86ではセクタ1番のデータをイメージからロードしていたが、このBIOSの機能はいらない。
- まずはROMモニタを動作させ、そこからOSを起動させる。そのためには、まずはROMモニタとブートローダを別イメージとして用意しbfc0_0000以下に配置する。
- メモリ内にOSをロードし、そこへジャンプするルーチンを追加する。
といったあたりか。まずは、YAMONのブートプロセスをしっかり勉強するところからだな。